広島市東区内の7つの公民館(二葉公民館、福田公民館、馬木公民館、温品公民館、戸坂公民館、牛田公民館、早稲田公民館)が連携して開催する、令和6年度東区内公民館ネットワーク事業「地域のいいとこ再発見 スポーツ編」として、エスキーテニスをテーマに2か月間に渡って、3つの事業を実施していただきました。
第1弾は、8月1日(木)から9月21日(土)まで、「平和の願いを込めたエスキーテニス歴史展」として、原爆投下後の広島で誕生し、75年以上もの長い間、平和の願いと共に広島の人たちに愛され続けてきたエスキーテニスの歴史が分かるパネル展示。
第2弾は、9月21日(土)に、二葉公民館で16名のみなさんにご参加いただき、10時から12時まで「エスキーテニス 平和への願いを込めて」のタイトルで、講演会を開催しました。
エスキーテニスの誕生から現在までの歴史について、考案者の宇野本信と次女長崎まさの2人の被爆体験手記を紹介しながら、考案者のひ孫の宇野本翼さんと玄孫の宇野本愛生さんから、宇野本家に代々語り継がれてきたエスキーテニスに込められた平和への思いや、これまでの普及活動の取組について、お話させていただきました。
第3弾は、9月28日(土)に、牛田公民館1階ホールで、午前の部は9時から12時まで24名、午後の部は13時から16時まで26名の皆さんにご参加いただき、体験会を開催しました。
ラケットの握り方、スイングの仕方など基本動作から丁寧に説明し、レシーブ練習、サーブ練習、実演しながらルール説明、アタック練習、3点先取の試合形式まで、ゲームを交えながら一通り楽しんでいただきました。
私たちは当該事業のように、体験会と平和学習をセットにした体験プログラムにより、「楽しい体験」から平和を学び、平和への願いと共にエスキーテニスを、広島から全国に広げていく「ESCI PEACE PROJECT」の取組を進めています。
広島生まれの生きた平和教材「エスキーテニス」を、学校教育や公民館での生涯学習の場を通じて、多くのみなさんに知っていただきたいと思いますので、ご希望やご不明な点がありましたら、お気軽に連盟事務局までご連絡ください。
21日(土)の講演会の様子は、コチラ。28日(土)の体験会の様子は、コチラをご覧ください。