10月26日(木)と11月8日(水)に,広島大学附属小学校の授業に参加させていただきました。「平和学習の生きた教材」としての価値に着目し、昨年度から東広島市立高美が丘小学校で、6年生の平和学習の授業に参加させていただいていますが、今回は4年生社会科の授業です。「県内の伝統や文化、先人の働き」について学ぶ教材として、原爆投下後の広島で生まれ75年間、競技され続けてきたエスキーテニスを採用いただき、「わたしたちの町に伝わるもの~平和の願いを伝えるエスキーテニス」との単元で、「平和」そして「継承・伝承」について、4年生2クラス計64人のみなさんに、1か月間に渡って、学んでいただく授業です。
まず初めに、10月26日(木)1・2時間目と3・4時間目で、2クラスに分かれて、体育館で実際にラケットを握ってエスキーテニスの楽しさを体感していただきました。
その後、「こんなに面白いのに、広島発祥なのに、なぜ、あまり知られていないのか?なぜオリンピックにはないのか?」など、体験したからこそ湧き上がる様々な疑問について、先生と一緒に調べて学習を深め、11月8日(水)1時間目の授業では,連盟の役員が講師として再び伺い、誕生した経緯と普及の歴史、考案者である宇野本家に残された2人の手記を通じて被爆の実相、そしてエスキーテニスに込められた平和への願いについて,お話しさせていただきました。
エスキーテニスは,平和への願いと共に,これからの未来を支える子どもたちを応援していきます。学校関係者の皆様,用具等一式も当方で準備しますので、ご希望がございましたら,連盟事務局までご連絡ください。
実技の授業の様子はコチラ。講話の授業の様子はコチラをご覧ください。