『体育科教育』4月号の掲載記事にビビビと来た八女市立西中学校の佐藤先生から,ご連絡いただいたのが6月。「9月から1か月間,体育でエスキーテニスの授業を行い,その成果を2月の福岡県体育・スポーツ研修報告会で発表するので,事前研修をお願いしたいのですが・・・。」
「・・・はい,喜んで!」
8月6日~7日に広島で,佐藤先生に基本技術,練習方法を研修いただき,9月からいよいよ体育の授業がスタートしました。
どうなってるか,もう気になってしようがないので,9月23日(金)に学校にお邪魔し,1年1組の授業を参観させていただきました。全12回のうちの第3回目となる授業で,壁打ちを下位教材に位置づけ,ラケット操作の習得が狙いでした。先生の指導力,授業規律の素晴らしさに感動!最初は2階の窓枠までボールを打ち上げていた生徒さんが,みるみる上達していき,最後には90回も連続して壁打ちできる生徒さんも!もう今後が楽しみで仕方ありません。西中学校の生徒のみなさん,エスキーテニスをしっかり楽しんでくださいね!授業の様子は,コチラ。
エスキーテニスは,原爆投下後の広島で生まれ,半世紀以上もの間,小学生からシニアまで幅広い世代に楽しまれている「歴史のあるニュースポーツ」です。学校教育では,その競技性はもちろん,平和教育の題材としても高い教育効果が期待できるスポーツです。
「エスキーテニスって何?」と関心を持っていただいた全国の教育関係者のみなさま,日本エスキーテニス連盟が,用具の貸出,指導員の派遣など,ご相談に応じて普及サポートを検討いたしますので,ご質問等がありましたら連盟事務局までお問い合わせください。